ゲージの意味について
「ゲージ」は、編機の針の密度を表す単位です。1インチ(およそ2.54cm)の間に、編み針が何本あるかどうかを表しています。それぞれ5ゲージ以下を「ローゲージ」、7~10ゲージを「ミドルゲージ」、12ゲージ以上を「ハイゲージ」と呼ぶのが一般的です。
ローゲージニットについて
「ローゲージニット」は、太めの糸を使ってざっくりと編み上げられています。編み目が粗いため、通気性や伸縮性は抜群です。ボリューム感があり、素朴で優しい雰囲気を持っています。柔らかい印象を与えるだけでなく、コーディネートに抜け感をプラスすることも出来るでしょう。立体的ではっきりとした模様を活かしたデザインのものが多いです。スキニーやタイトスカートのような、すっきりとしたシルエットのボトムスとの相性は抜群。北欧系のスタイルとも合わせやすいニットです。
ハイゲージニットについて
「ハイゲージニット」は、細い糸を使って緻密に編み込まれています。さらりとした、なめらかな着心地が特徴的。着ぶくれせず、スマートな仕上がりになります。ハイゲージニットはパンツやフレアスカートなどと合わせられるほか、ジャケットのインナーとして用いることも可能です。普段使いからオフィスシーンまで、幅広い場面で活躍します。薄手のものも多いため、春先にも取り入れやすいニットです。
ミドルゲージニットについて
「ミドルゲージニット」は、ハイゲージニットとローゲージニットのそれぞれが持つ良さを兼ね備えています。厚すぎない適度なボリュームがあるため、ニット1枚で着る場合にもぴったりだと言えるでしょう。
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